香川県立保健医療大学

        

看護学専攻(博士前期課程)ポリシー

入学者の受入れに関する方針(アドミッション・ポリシー)

本学大学院保健医療学研究科看護学専攻では、基本理念・目的を達成するため、次のような資質を備えた人を求めています。

  • 生命の尊厳を畏敬する深い人間愛と洞察力をもつ人

  • 看護の課題を科学的に探究し、エビデンスを活用する専門性をもちリーダーシップの発揮を志す人

  • 看護実践や教育・研究に対する真摯な構想力や想像力、実践力を高めようとする人

  • 看護学の発展に寄与できるアイデンティティを形成し、知識基盤社会の発展を目指して真理の追究を志す人

教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)

専門共通科目16単位以上(必修6単位、選択10単位以上)と専門領域科目4単位以上、特別研究10単位で編成する。
専門共通科目は、広い視野で看護実践やその課題を捉える看護研究の基盤となる12科目「先端医学論」「チーム医療特論」「保健統計学特論」「生命・医療倫理論」「英論文作成概論」「看護理論」「看護と哲学」「質的研究方法論」「量的研究方法論」「地域包括ケア特論」「看護政策特論」「看護教育学特論」を配置する。
専門領域科目は、看護実践の探求と基礎的研究能力を育成するために各専門領域において「特論」「演習」「特別研究」を配置する。
専門領域は、「基盤開発看護学領域」「地域看護学領域」「精神保健看護学領域」「療養支援看護学領域」「次世代育成看護学領域」の5領域で構成し、看護実践の質の向上と変革をめざす。

  • 基盤開発看護学領域では、あらゆる看護の対象と場における共通基盤である「看護専門職として成長・発展」および「エビデンスに基づく看護」について探求する。

  • 地域看護学領域では、地域における今日的課題を考察すると共に、地域で生活する個人・家族・集団および地域を対象とした看護実践において、生活の質の向上に貢献できる看護実践力や方策を探求する。

  • 精神保健看護学領域では、メンタルヘルスに健康問題を持つ本人と家族を取り巻く人々が、その人らしい生活が生き生きと送れ、生活の質の向上を支援する看護実践を探求する。

  • 療養支援看護学領域では、疾患や加齢により療養しているあらゆる健康レベルの本人や家族を対象として、臨床における対象者の生活の質を高める看護実践・開発を探求する。

  • 次世代育成看護学領域では、次世代を育成する看護の観点から、周産期の妊産褥婦を含め広く女性を対象とした健康支援や子どもや家族の発達支援を探求する。

修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)


修了要件となる単位を修得するとともに、必要な研究指導を計画的に受けた上で修士論文を作成し、保健医療学研究科看護学専攻が行う修士論文の審査及び最終試験に合格し、下記の条件をすべて満たす者に修士(看護学)の学位を授与する。

  • 研究課題を探求し、研究目的に応じた方法を用いて成果を生み出す能力を有する。

  • 看護の実践と研究において、理論的判断と行動が遂行できる能力を有する。

  • 専門領域の研究知見と看護実践の動向を把握し、批判的に検討し統合する能力を有する。

  • 他者との討論を通して、自己と他者およびチームの成長につなげる能力を有する。

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